福島原発の放射能汚染水漏れについて、原子力事故の深刻さを示す評価が「レベル３」に引き上げられた。福島第１原子力発電所では８月、汚染水貯蔵タンクから３００トン余りの汚染水が漏れ、一部が側溝を通じて海に流れ出たと考えられている。これを受け、原子力規制委員会は２８日の会合で、国際原子力事象評価尺度（ＩＮＥＳ）に基づく評価を、８段階中、上から５番目の「レベル３」に引き上げることを報告。当初は「レベル１」と暫定的に評価されていたが、推定される汚染物質の量や濃度から引き上げを検討、国際原子力機関（ＩＡＥＡ）からも「レベル３」が妥当との回答が示されたとのこと。「レベル３」は、平成９年（１９９７年）に、茨城県東海村で起きた再処理工場の爆発、火災で作業員３７人が被ばくした事故が該当する。br br ニュース募集キャンぺーン: TomoNews JPを登録してね: Apple's App Store： Google Play： Facebook: Twitter: ニコニコ動画: E-mail:info@nma.com.