20131115 養殖のり収穫本格化(宮城)

20131115 養殖のり収穫本格化(宮城)

東日本大震災の被災地、東松島市では、養殖のりの収穫が本格化しています。 br 宮城県は、養殖のりの産地の北限で、全国でいち早く出荷が始まることで知られていて、東松島市でとれるのりは質が高いことで知られています。 br 震災の影響で養殖施設が被害を受けて一時、生産できなくなりましたが、去年11月に養殖が再開され、ことしも収穫作業が本格化しています。 br 養殖業者は、15日は午前5時半に船を出し、港から500メートル離れた沖合で2時間にわたって収穫作業を行いました。 br 海に浮かべられた長さ50メートルあまりの網を専用の機械ですくい上げ、網に垂れ下がったのりを次々と収穫していました。 br 養殖業者によりますと今シーズンののりは、色つや、味、ともに良いと言うことです。 br 東松島市での昨シーズンののりの生産量は、震災前の6割にとどまったということで、養殖業者の三浦一郎さん(53)は「震災前と同じ量を収穫できるように頑張りたい。復旧を応援してくれた全国の皆さんに食べてもらいたい」と話していました。 br 収穫されたのりは、加工場で乾燥させて包装し、今月22日に入札が行われます。


User: Ryosuke Nakayama

Views: 1

Uploaded: 2013-11-16

Duration: 01:31

Your Page Title