20140120 br br 放射性物質を含む「指定廃棄物」の最終処分場について、環境省は20日、宮城・栗原市­と大和町、加美町の3カ所を候補地として提示した。 br 環境省は、今回、候補地として提示した自治体に対し、地域振興策も同時に示している。 br 例えば、地域住民のための施設や、風評被害を防ぐための観光や特産品PRなどの事業に­対し、「補助金」を交付するというもの。 br 環境省の井上信治副大臣や村井嘉浩知事は、21日にも3市町を訪問し、選定について理­解を得たいとしている。 br 環境省の井上副大臣は「苦渋の選択だったが、何とか(候補地を)提示させていただいた­。候補地となった3市町の皆様には、多大な負担をかけることになるが、何とか詳細調査­の受け入れをお願いしたい。直接、私が3市町に伺い、個別にお願いして、丁寧に説明を­尽くし、理解をいただく努力をしたい」と述べた。 br また、村井知事は「県が間に入って、住民の声を聞きながら、それを国に伝え、実現を図­りながら、何とか最終処分場が建設できるように、努力していきたい」と述べた。