20140123原発事故避難で図上訓練 福井

20140123原発事故避難で図上訓練 福井

美浜町にある関西電力・美浜原発で、事故が起きたという想定で、国や県の担当者らが参加する図上訓練が行われ、原発から半径30キロ圏の住民の広域避難について、その手順などが検証されました。訓練は、美浜町にある関西電力・美浜原発で事故が起きたという想定で行われ会場の美浜オフサイトセンターには県や国などの関係者約220人が集まりました。 br 訓練では、まず、午前中、事故の発生から放射性物質が放出されるまでの対応が検証され、県の担当者らは、国が、原発からおおむね5キロ圏の住民およそ1000人に対し、避難指示を出した場合や5キロから30キロの範囲の住民に対し、屋内退避の指示を出した場合の対応について確認しました。午後からは、放射性物質が放出された後の対応も検証され、県の担当者らは、地元自治体やバス会社などと連携をとりつつ、避難に援護が必要なお年寄りなどを安全な場所まで誘導する手順などを検証していました。 br 一方で、住民が実際に避難する際の具体的な経路や避難の途中で放射線量を検査するスクリーニングを行う場所についてはまだ決まっていないなど、課題を残したまま、訓練を終えることとなりました。県安全環境部の櫻本宏部長は「訓練では、それなりに課題があった。その課題を検証して国や関係機関との協議に反映させていきたい。今後も、訓練を重ね、対応の向上を図りたい」と話していました。 br br 01月23日 10時47分


User: Nasuruy

Views: 25

Uploaded: 2014-01-23

Duration: 03:41

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