20140812放射線を学ぶ実験教室 福島

20140812放射線を学ぶ実験教室 福島

子どもたちに放射線についての理解を深めてもらおうと、通常、目には見えない放射線を特殊な装置を手作りして、肉眼で確認する実験教室が福島県いわき市で開かれました。 br この教室は、いわき明星大学で開かれ、夏休み中の親子連れなどおよそ20人が参加しました。 br br 大学で放射線の調査をしている信田重成さんが講師となって、プラスチック容器など身近なものを使って、放射線の動きを確認する「霧箱」という装置を作りました。 br 「霧箱」は、蒸気の中を放射線が通ると物質が電気を帯びる性質を利用するもので、箱の中に放射線を出す物質を入れて、外側からドライアイスで冷やすと放射線の動いた跡が霧のように揺らいで見えます。 br 小学6年生の男の子は、「飛んでいる放射線はガスのように見えました。原発事故で注目されているのでしっかり勉強したいです」と話していました。 br 講師を務めたいわき明星大学の信田さんは、「想像以上に子どもたちが喜んでくれたのでよかったです。きょうの実験を通して放射線について正しく理解してもらえたら」と話していました。 br br 08月12日 07時38分


User: Nasuruy

Views: 34

Uploaded: 2014-08-12

Duration: 01:40

Your Page Title