「建築界のノーベル賞」といわれるプリツカー賞に建築家の坂茂さんが選ばれたと主宰者の米ハイアット財団が３月２４日に発表した。日本人としては安藤忠雄さんや伊東豊雄さんらに続き７人目。坂さんはフランスのポンピドゥー・センター・メスなど文化施設の設計を手掛ける一方、人道支援活動にも取り組んできた。１９９４年、民族紛争による大量虐殺が起きたルワンダで、紙の筒「紙管」でつくった難民シェルターを製作。東日本大震災の被災地でも紙管などを材料とした間仕切りシステムを提供するなど災害支援を目的とした建築物を多く発表。同財団は「２０年間、世界中の被災地を回り、住民らと協力して低コストで再利用可能なシェルターや住宅を設計・建築した」と評価。授賞式は６月１３日、オランダのアムステルダム国立美術館で行われる。br br br ニュース募集キャンぺーン: TomoNews JPを登録してね: Apple's App Store： Google Play： Facebook: Twitter: ニコニコ動画: E-mail:info@nma.com.