エンターテインメント集団「シルク・ドゥ・ソレイユ」の女性団員が、６月２９日のアメリカ・ラスベガスの公演中に転落事故で死亡した。事故は、同市内のMGMグランドホテルで行われていた公演「KA （カー）」の最中に発生。出演者のサラ・ガヤードさん（３１）は、フィナーレの場面でワイヤーを使って天井付近まで吊り上げられたあと、そのまま落下した。１９８４年の団設立以来、死亡事故は初めて。「カー」は、シルク･ドゥ・ソレイユの数ある演目の中でも唯一、アジアをテーマにした作品。驚異的な空中技と垂直アクロバットが見もので、出演者は常に死の危険と隣り合わせで演じていたという。死亡したガヤードさんは２児の母で、２００６年から「カー」のキャストを務めていた。設立者のギー・ラリベルテ氏は、ガヤードさんに哀悼の意を表し、「カー」上演の無期限中止を決めている。br br br TomoNews JPを登録してね: Apple's App Store： Google Play： Facebook: Twitter: ニコニコ動画: E-mail:info@nma.com.