男性遺棄事件 強殺容疑再逮捕 br br 埼玉県春日部市の７３歳の男性の遺体を群馬県の山中に遺棄したとして、逮捕・起訴された知人の男について、警察は借金の返済を免れるために男性を殺害した疑いが強まったとして、強盗殺人の疑いで再逮捕しました。 br 調べに対して男は「自分には覚えがない」と、容疑を否認しているということです。 br ことし２月上旬、群馬県藤岡市の山中に春日部市大枝の無職、森重正三さん（７３歳）の遺体を遺棄したとして、春日部市大畑の不動産コンサルタント、宮口義弘容疑者（５７）が逮捕・起訴されました。 br 警察は、森重さんが死亡したいきさつについても捜査を進めていましたが、その結果、宮口容疑者がことし２月３日ごろ、森重さんから借りていたおよそ２００万円の返済を免れるために、森重さんを殺害した疑いが強まったとして、強盗殺人の疑いで再逮捕しました。 br 警察によりますと、２月３日の昼ごろに森重さんの自宅を訪れた配送業者が、森重さんがいるのを確認していましたが、その日の午後に宮口容疑者が訪れて以降、森重さんと連絡が取れなくなったということです。 br 宮口容疑者は、警察の調べに対し「自分には覚えがない」と容疑を否認しているということです。 br 2016年06月09日　17時21分