事故のパトカーに立ち去り指示 br br 2016年05月24日　07時21分 br br 今月１１日、滋賀県守山市で警察のパトロールカーが、物損事故を起こした際現場に出向いた上司の警察署幹部の指示で現場をそのまま立ち去っていたことがわかり、 br 滋賀県警察本部は処分を検討しています。 br 滋賀県警察本部によりますと今月１１日の午前０時すぎ、守山警察署の警察官がパトロールカーで巡回中に民間の駐車場の中でフェンスに衝突する物損事故を起こしました。 br 運転していた警察官は警察署の上司に報告しましたが、当直の責任者だった５０代の地域課長が現場に出向き状況を確認した上でそのまま立ち去るよう指示したということです。 br その後、外部からの指摘を受けた警察は今月２０日、物損事故として処理し、駐車場の管理者に謝罪したということで地域課長らの処分を検討しています。 br 地域課長は「きわめて軽微な事故だと考え現場を離れるよう指示した。誤った判断で反省している」と話しているということです。 br 守山警察署の青木喜十署長は、「市民の方に迷惑をかけたので真摯かつ迅速に対応したい。今後このようなことがないよう再発防止につとめたい」と話しています。