山梨 明野処分場訴訟で法人側が控訴 2016年11月21日

山梨 明野処分場訴訟で法人側が控訴 2016年11月21日

明野処分場訴訟で法人側が控訴 br 相次ぐトラブルで閉鎖した県の産業廃棄物最終処分場をめぐって運営していた財団法人が施工や埋め立てを行った業者4社に賠償を求めた裁判で、 br 今月、甲府地方裁判所で判決が言い渡されましたが、財団法人は業者の責任の一部が認められなかったことを不服として、東京高等裁判所に控訴しました。 br 北杜市明野町にある県の産業廃棄物最終処分場は、平成22年と平成24年に、合わせて2回、汚水漏れを検知するシステムのトラブルが起き、 br 操業停止が長期に及んで平成25年12月に閉鎖しました。 br この問題をめぐって処分場を運営していた財団法人の山梨県環境整備事業団は埋め立てや施工を行った業者4社に合わせて14億円余りの賠償を br 求める訴えを起こしていました。 br 甲府地方裁判所は今月8日、「平成22年のトラブルは、埋め立てを行った業者が遮水シートを損傷させたことで発生した」と指摘し、埋め立てを br 行った業者1社に1億7400万円余りの賠償を命じました。 br また、施工業者3社については責任を認めず、原告の訴えを退けました。 br この判決について原告の県環境整備事業団は控訴するかどうか検討を進めてきましたが、21日、代理人を務める細田浩弁護士が甲府市内で会見を br 開き業者の責任の一部が認められなかったことを不服として、東京高等裁判所に控訴したことを明らかにしました。 br 山梨県環境整備事業団の理事長を務める後藤知事は、「判決は2回目のトラブルの原因に関する事実認定に誤りがあるなど受け入れがたい。控訴審を br 通じて施工業者の責任などについてしっかり主張していきたい」とコメントしました。 br 一方、埋め立てや施工を行った業者4社のうち、1審の判決で1億7000万円余りの賠償を命じられた1社は、控訴する方針を示しています。 br 2016年11月21日 17時44分 br br 産業廃棄物 産廃 山梨県 br br 北杜市 明野町


User: 7う7う7う

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Uploaded: 2017-02-02

Duration: 02:00

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