改憲派団体の「新しい憲法をつくる国民会議」は３日、都内で集会を開いた。衆院憲法審査会幹事を務める自民党の平沢勝栄広報本部長ら与野党国会議員５人も出席し、「将来の羅針盤となるしっかりした憲法をつくっていきたい」「９条に自衛隊を明確に位置づけるべきだ」などと改憲の必要性を訴えた。詳細は次の通り。 br 平沢勝栄衆院議員（自民） br 憲法改正を一日も早く実現することが目的だが、まだ国会で発議の動きすらないのは全く国会の怠慢としかいいようがなく、申し訳ない限りだ。 br 私たちはいろいろと憲法審査会で議論している過程で、これなら誰でもがやっぱり改正しなければならないという項目も出てきている。例えば緊急事態における国会議員の任期延長。これについては、共産党は憲法改正絶対反対といっているので論外として、他の党もみんな賛成だ。賛成のところからで良いじゃないですか。 br 私たち（自民党）は憲法改正草案というのを出した。この草案についてもあーだこーだということでいろいろな批判があった。しかし、あくまでもこれは草案。議論のたたき台として出したわけで、議論するための材料なので、出したからって何が悪いんですか。 br 続きを読む