川崎中１殺害 少年２審始まる br br 去年、川崎市の河川敷で中学１年の男子生徒を死なせたとして傷害致死の罪に問われ、１審で有罪判決を言い渡された１９歳の少年の２審が始まり、弁護士は「ほかの少年の証言は信用できない」などとして、１審の判決を取り消すよう求めました。 br 去年２月、川崎市の多摩川の河川敷で中学１年生の上村遼太さん（当時１３歳）がカッターナイフで切りつけられ殺害された事件では、少年３人が殺人や傷害致死などの罪に問われました。 br このうち傷害致死の罪に問われた１９歳の少年は「切りつけていない」などとして無罪を主張しましたが、１審の横浜地方裁判所でほかの少年の証言などをもとに懲役６年から１０年の不定期刑を言い渡され、控訴しました。 br ２審は１１日から東京高等裁判所で始まり、弁護士は「ほかの２人の少年とともに暴行したという１審の認定は誤りだ。ほかの少年の証言は矛盾があり信用できない」として、１審の判決を取り消すよう求めました。 br 一方、検察は控訴を退けるよう求め、１１月８日に判決が言い渡されることになりました。 br この事件で起訴されたほかの２人は控訴せず、殺人などの罪に問われた２０歳の元少年は懲役９年から１３年の不定期刑が、傷害致死の罪に問われた１８歳の少年は懲役４年から６年６か月の不定期刑が、それぞれ確定しています。 br 2016年10月11日　17時45分 br br br 神奈川県　殺人　殺害 br 死亡　中学１年生　 br 中学校　学校　中学生 br 刺殺　上村遼太　川崎市