衆院選出馬、今のところない」東国原知事 br br 　次の衆議院選挙に出馬するかどうか注目されている宮崎・東国原県知事は、６日も出馬について「今のところありません」との考えを示した。 br br 　「この期に及んで、何をお聞きになりたいんですか。今のところ（出馬）はありません。よろしいですか。今のところありません。あらためてなんですけど… もうずっと言っていこうと思っているんですけど、今のところありません。解散されても、公示になっても『今のところありません』と言おうかなと思っています」－６日午前、宮崎県庁で取材に応えた東国原知事は、解散になっても公示になっても、「今のところは出馬の考えはない」と繰り返し述べた。また、東国原知事は、自民党側から宮崎１区や比例区での出馬を打診されたことも明らかにした。 br br 　一方、県庁には３日から１９５件のメールが寄せられていて、そのうち９割以上が、出馬に反対の意見だという。東国原知事は６日午後５時ごろ、「県内からいただいたメールは、私が総選挙に出ることは反対が１００％だったそうです。賛成は０だった。すごい数字。それはもう、県民の皆さんの声として、重く受け止めていきたい」と述べた。 br br 　宮崎１区からは、民主党などが推薦する無所属・川村秀三郎氏と共産党から馬場洋光氏が立候補する予定。