2010年12月22日ごろ、四川省成都市内の成都飛機工業集団公司のテスト飛行場内­で、中国初の第五世 br 代戦闘機、J - 20試験機が、高速走行試験を行った模様です。 br 　高速走行試験は、通常、初飛行前の最終段階で行われることから、試験機の初飛行が近い­ことを示し br 、2011年の近日中にも、試験機の初飛行が行われる可能性もあります。 br 　従来の説として、試験機の初飛行は2012年とされていました。 br 　試験機に搭載しているエンジンは、中国製か、ロシア製かは不明ですが、中国製説が有力­です。 br 　J-20の設計製造主体は、中国航空工業第一集団公司に属する成都飛機工業集団公司で­す。 br 企業や政府の公式発表はないが、中国インターネット上では、J-20の走行試験の情報­が事前に流され br ていたので、中国の航空ファンなどが飛行場の周り集まり、試験の模様を­見学撮影したという。 br J-20の撮影は黙認されていたといいます。 br 　実際、飛行場周辺は、市街地なので、公衆の目に付くことから、軍事機密管理に変化の兆­しがある br のでしょうか。 br 　J-20は、機体前方はF-35やF-22を、機体後部や機体規模は、前進翼ではない­がSU-47ベルクトを連想 br させる、ステルス戦闘機としては大柄な機体である。 br 　だが、現時点でのJ-20は、第五世代戦闘機としては、空力性、ステルス性、エンジン­やアビオニクス等克服すべき課題が、非常に多いといわれています。 br 　よって、J-20の実用化は、10年後の2021年ごろと予想されています。