20131226原発災害の避難先に計画説明(石川)

By : Ryosuke Nakayama

Published On: 2013-12-28

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福井県越前市の市長は、26日、30キロ圏内にある敦賀原発などで事故が起きた際に住民の避難先となる能美市と小松市を訪れ、新たに策定した防災計画について説明しました。
福井県が敦賀原発や美浜原発で事故が起きた際に30キロ圏内にある越前市の住民の避難場所として、能美市と小松市の小学校や公民館などを指定したことを受けて越前市は24日、原子力災害に関する地域防災計画を新たに策定しました。
そして、越前市の奈良俊幸市長は26日、越前市の住民のおよそ6割にあたる5万2000人あまりが避難することになる能美市と小松市の市役所を訪れ、この計画について説明しました。
このうち、能美市役所では、酒井悌次郎市長に対して、避難場所への協力にお礼を述べるとともに能美市内の小学校や公民館、あわせて23カ所に越前市の住民およそ1万5000人が避難することを説明しました。
越前市の奈良市長は、「福井県は原発が多く、県内だけでは避難先を確保できないので、住民の避難先として協力いただきありがたい。今後は互いに防災協定を結ぶなど、連携を深めていきたい」と話していました。
また、能美市の酒井市長は、「これまで原発による電気の安定供給の恩恵を受けてきた。万が一の事故に備えて協力するのは当然で、今後とも越前市の防災計画に基づいて避難経路など具体的な調整をしていきたい」と話していました。

12月26日 18時50分

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